Basic
Molecule
このセクションでは計算対象の分子についての設定を行います。
結果として得られる空間軌道数の合計は220以下である必要があります。
Coordinate
計算対象の分子構造をデカルト座標で指定します。 各原子ごとに1行ずつ、
元素記号 X座標 Y座標 Z座標
の順で記述します。
各座標は単位をÅとして入力します。
Basis
計算に用いる基底関数を、プルダウンから選択します。 (基底関数については https://pyscf.org/_modules/pyscf/gto/basis.html を参照ください。)
SCF Settings
このセクションでは計算対象の分子についての設定を行います。
Multiplicity
求めたい状態のスピン多重度
の値です。 Number of electrons
で指定する活性空間内の電子数のもとで取り得る値が有効な入力となります。
Charge
分子の電荷を電気素量(e)を単位として入力します。
Active space
このセクションでは計算対象の分子の活性空間ついての設定を行います。
個の分子軌道に 個の電子を配置したSlater行列式を基底とする空間を活性空間と呼び、この空間に対して電子のHamiltonianが構築されます。
を満たすような数値が有効な入力となります。
Number of electrons
活性空間に含める電子数()を1以上の整数値で入力します。
Number of orbitals
活性空間に含める空間軌道の数()を1以上の整数値で入力します。
活性空間に含める空間軌道数の合計は7以下である必要があります。